■ 事業推進の経過について
旧室生村はH9年度に国土庁の支援を受け、過疎対策として「むろうアートアルカディア計画」を策定した。室生滝谷出身の彫刻家井上武吉氏(1930~1997)が構想した「森の回廊計画」を核に、公共事業とアートの融合により文化芸術の視点からの地域づくりをすすめるアートアルカディア計画のシンボルとして、山の上のモニュメントを構想した。■ 施設整備の意義について
・アートアルカディア計画の第2のシンボルとして整備。■ 施設の概要について
・村出身の彫刻家井上武吉氏によって着想された「山の上のモニュメント構想」が、彫刻家ダニ・カラヴァン氏によって実現された。室生の精神風土に根ざした心の拠りどころとなる癒しの空間を創出している。■ 光と影が織り成すアート空間へようこそ
世界的に著名な彫刻家、ダニ・カラヴァン氏の想いのもと設計されたこの公園は、自然のすばらしさや、季節、時間の流れを全身で感じることができる。まさに“芸術の森”の名のとおり公園全体が風景彫刻であり、世界に誇れる芸術作品です。ご自身の五感で作品に触れ、自然と向き合い、自然に生かされていることを体験してください。都会の喧騒から離れた、ゆったりとした空間と時間をお楽しみください。